新刊19 慢性頭痛はなぜ繰り返すのか?
また今日も薬を手に取った。
そのたびに、少しだけ胸が重くなる。
そんな感覚に覚えはありませんか。
慢性頭痛は、ただ痛みをくり返すだけの症状ではありません。
飲めば楽になるのに、なぜか晴れない。
しばらく落ち着いたと思っても、また戻ってくる。
そんな「対処しているのに終わらない感じ」に向き合いながら、この本は、頭痛を身体からのメッセージとして見つめ直していきます。
本書では、まず「なぜ慢性化するのか」を整理し、痛みを消すことと、身体を整えることの違いを考えます。
次に、頭痛を脳だけの問題として捉えず、首・肩・姿勢、呼吸、自律神経、身体全体のバランスという視点から読み解きます。
さらに、我慢、責任感、不安、完璧主義といった感情が、どのように身体へ影響していくのかにも触れます。
また、自己信頼・他者信頼・環境信頼という「安心感の土台」に目を向けながら、家族、職場、人間関係、生き方といった日常の背景が、頭痛とどう結びついているのかを静かにたどっていきます。
後半では、身体を責めないこと、感情を認めること、休息を受け取ることなど、慢性頭痛から抜け出すための考え方をまとめ、頭痛を「人生を変えるサイン」として受けとめる視点へつなげます。
この本は、次のような方に向いています。
・頭痛薬に頼る日が続いている方
・病院では異常がないと言われたのに、つらさが残っている方
・首や肩のこり、浅い呼吸、緊張感が気になっている方
・我慢や責任感が強く、休むことに罪悪感を抱きやすい方
・頭痛の背景にある心身の状態を、落ち着いて見直したい方
「なぜ繰り返すのか」を知ることは、痛みを責めることではありません。
身体が何を伝えようとしているのかに耳を傾けることです。
慢性頭痛をきっかけに、自分の身体との関係を見直したい方へ。静かに読み進められる一冊です。






