腰痛(すべり症)について

(すべり症)について

整形外科的にすべり症と呼ばれる状態は、骨盤が前傾(反り腰)にある事だと思います。

もう少し詳しく言うと骨盤の前傾は、前屈みの姿勢を繰り返す事で起こります。

骨盤が前に傾くと立っている状態では、お尻を突き出す状態で上半身を起こす姿勢になります。

要は前屈みと上半身を起こす行動を繰り返した結果、支点になった腰椎の箇所がすべったとなるのです。

この状態を解消するには、骨盤を後傾方向に動かし、骨盤を立ててあげる事です。
施術でもできますし、背骨周辺や骨盤周辺に柔軟性があればセルフでもできます。

すべり症で手術された方もお越しになりますが、ボルト固定されても骨盤が前傾する動きを繰り返せば前に傾き、ボルト固定したすぐ上の骨がすべります。

手術よりも骨盤周辺やその他全体の柔軟性が出るようにした上で、前傾した骨盤をセルフで立てて元に戻してあげるようにした方が良いように思います。

よく勘違いされる事ですが、すべり症やヘルニアや坐骨神経痛になったから腰が痛いとかしびれが出るとかは考え違いです。

あくまでも腰が痛いやしびれが出た状態が、腰椎がすべった状態であったり、ヘルニアと呼ばれる状態であったり、坐骨神経痛と呼ばれる状態にあっただけです。

日常生活でのご本人の身体の動き方が原因なのであって、診断名になったとか、罹ったから痛みやしびれが出ているのではないという事です。

これは腰痛に限った事ではなく、難病や大きな病、症状も同じ事が言えます。

ご本人の思考(心)、行動、食事が原因で病や症状が起こります。
この原因に向き合う事が何より大事です。

原因を追求せず、結果だけを変えようとしてもうまくいきません。

※お客様の声に関しましては、得られる結果には個人差があります。

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